お知らせ
2024-12-08 19:00:00
勉強(教科学習)の価値と意味
最近、学習塾が減ってきたと感じています。宮城では、中学受験は一般的ではありませんので、主に高校受験が最初の受験となります。その高校受験も現在では、私立高校の無償化などの影響もあり、公立高校に絶対進学したいという生徒さんも減りました。また、少子化の影響も大きく、私の個人的な感覚ですが、近隣の駅前にあった塾の数が減ってきているように感じます。仙台市中心部の人気校を除いては、公立高校でも定員割れの学校も増えてきました。どの高校でもよければ、あえて受験勉強をシャカリキになってやる必要もなくなってきたと感じます。それは、高校受験だけではなく、大学受験でも言えることです。Fランという言葉は好きではありませんが、大学についてもどこの大学でもよければ、ほとんど勉強する必要なく大学生になることができるのが実情です。
そこで、勉強(ここでは、いわゆる教科学習を意味します)の価値は何かということです。これから述べることははあくまで私自身の経験や価値観ですが、自分が目指す目的地ができたときに、なるべく近くまで新幹線や高速道路で行くことができたら便利ですよね。その自分自身の人生の地図を作って、その目的地(学びたいことや、やりたいこと、こんな職業になりたいとか)を目指していくなかで、小中高校での勉強は、高速道路や新幹線を作っていくことだと思います。皆さんがよくよくご存じのように、高速道路や新幹線を作ること(毎日の勉強)は大変なことです。でも、自分の行きたい場所にたどり着くために、最初の一歩から目的地まで歩いていくほかないより、新幹線や高速道路で目的地の近くの駅やICまで行けたら便利ですし、早くたどり着けますよね。学校の勉強は社会で役に立たないと思うかもしれません。でも、多くの人がもっと勉強しておけばよかったと、大人になってから一度は思ったことがあると思います。それは、もっといい高校や大学に入っておけばよかった、というのももちろんあると思いますが、しっかり勉強して身につけていれば、、今こんなに苦労しなかったのにということもあると思います。そして、何か興味あること、不思議だなあと思うこと、もっと知りたいと思うこと、それらを突き詰めていくときにも、教科の勉強が身についているのと、いないのとではそのアプローチの多さや速さは違ってくると思います。
一部のトップ層を除いて、必死こいて受験勉強をする必要はなくなる時代になりそうではありますが、是非、勉強を楽しんでやってみてはいかがでしょうか。
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