お知らせ

2021-11-24 21:53:00

ユーチューバーとプロサッカー選手

最近の子供たちの将来就きたい職業の上位を占めるこの2つ「ユーチューバー」「プロサッカー選手」の職業、まずはユーチューバー、YouTubeが登場したのが、2006年とのことですので、それより以前にはなかった職業ですよね。そして、プロサッカー選手、日本にプロサッカーリーグが誕生したのが1993年。つまり平成になってからの職業です。私が高校生の時には、ともに日本にはなかった職業です。プロサッカー選手は海外に渡れば実現できましたが、もう夢のまた夢の時代でした。社会人になってもサッカー選手として活躍しているのは、実業団で仕事をしながらサッカーを続けている人だけでした。ユーチューバーに至っては、私の高校時代には、動画なんて、8ミリフィルムで撮影するしかない時代でした。

で、ここで何が言いたいのかといえば、私が高校生のころ、思いつきもしなかった職業が今たくさんあります。そして、今の小学校低学年の子供たちが大学を卒業して仕事に就くころには、今ない職業につく人が6割とか7割とかいるといわれています。受験が間近に迫っている高3生の皆さんでさえ、大学を卒業するころに、どんな技術革新や世の中の変化があって、どんな職業が誕生するのか私には想像もつきません。そして、今、つきたい職業がこれから先も世の中に必要とされるのかもわかりません。

ですが、学ぶことに意欲を感じて、常に新しいことを取り入れ、柔軟に思考していくことを身に着けていれば、どんな時代になっても対応できることだけは確実です。(と日々自分自身にも言い聞かせています)

志望理由書を書くことは、自分自身の将来の職業選択を決めてしまうことではなく、これまで、そしてこれからの学びを、次にどのように生かしていきたいのかを考え・思考していくことです。

 

 宮城県 仙台市で【総合型選抜(AO入試・推薦入試)個別指導】 志望理由書・活動報告書・面接の個別指導 をいたします。

総合型選抜や学校推薦型選抜で大学入試を考えている高校生の皆さん、連絡をお待ちしています。

 お問い合わせはこちらまで→メールアドレス:info@tsubame-seminar.com

 つばめセミナー代表 平井

 

2021-11-21 18:10:00

同じことを目指しても道や方法はそれぞれ

私の30分の無料カウンセリングのなかで、まずは私の考える志望理由書の作成についてお話を15分ほどさせていただきます。そこで、「サッカーが好き」を仕事にする、「チョコレートが好き」を職業にするという話を生徒さんにします。サッカーが好きから想像する職業はまずはサッカー選手ですよね。でも、サッカーに関わる仕事はそれだけではないですよね。用具の開発、選手のマネジメント、チーム運営などなど。それと同じで、実は大学・学部の選択についても、例えば何か実現したい社会課題の解決への貢献が目標にあるとして、それを解決するために大学での学びは、「この大学のこの学部のこの教授」でなければならないなんて、そんなことはないですよね。それが、教育学部でもあり、経済学部でもあり、法学部でもあり、国際教養学部でも、社会学部でも切り口やそこからの解決手法は変わってくるかもしれませんが、自身が実現したいことへのアプローチとして、アクセスが異なるだけで、ゴールは同じになるわけです。

話は変わりますが、先日、友人と以前やっていた趣味の習い事(手芸関係)について話をしていました。自宅から定期的に通える範囲の先生に数年習っていたのですが、首都圏にいる先生の作る作品のほうに私自身は魅力を感じていて、その先生の開くワークショップに2回ほど参加してきました。実は、出来上がりは同じようなものを作っているのですが、お二人には作品制作のこだわりポイントが全然違うことを、友人と話している中で改めて気が付きました。結果が同じであっても、その過程は様々で、そこから得られる学びも人それぞれ、教える人によってもそれぞれであると改めて感じていました。

高校生の皆さんのまずは何をザ・ゴールとして設定するのかで、私はこの大学のこの学部のこの教授に絶対学びたいと思うのか、あるいは、自分の目標を達成するためには、いろんな選択肢があり、必ずしも大学名や学部にはこだわらないのか、あるいは、大学で学んでいく中で自分の道をさらに模索していくのか、生徒さんにあった方法で入試方式や大学を選んでいくお手伝いができたらいいなあと思いながら、私もいろいろと勉強を重ねていきたいと思います。

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 つばめセミナー代表 平井

 

2021-11-06 15:08:00

ICUの学生さんの専門選択から思うこと

ICU(国際基督教大学)は先日ご結婚された小室圭さんと真子さんの出身大学ですね。東京の私立の最難関大学の一つです。

実はICUは学部学科が一つしかない大学です。入学時には全員同じ学科に所属しています。そして、2年時の終わりごろに3年次から専攻を学校に登録するシステムだそうです。

先日見た、この記事ICU・岩切正一郎学長「入学時と卒業時で6割の専攻希望が変わる教養教育」|文系、理系の壁|朝日新聞EduA (asahi.com)によるとICUの学生さんは入学時に希望していた専攻と実際に学んだ専攻が6割もの学生で違うそうです。おそらく、大学入学後に様々な学問に触れて、そして世の中の流れもあり、入学前と入学後の2年間の学びの中で学生さんの興味の方向性が変わっていくということでしょう。現在の小学生が仕事に就くころには今ある職業の6割近くがなくなっているという話があるくらいです。私の指導の方針として、生徒さん自身が大学進学やその先の職業や仕事を通じてどういう生き方を実現していきたいのか、一緒に考えることをモットーにしています。志望理由書に、自分が学びたい専門分野について掘り下げてしっかりと学びの軸を持つことはとても素敵なことだと思いますが、現実的にICUの学生さんのように2年間の学びでなんと6割もの学生さんが入学前に考えていたのとは異なる専攻を選択するというのも現実です。確かに、専攻をきめる時間の余裕が欲しい学生さんが多く入学してくるのかもしれません。ですが、自分の興味のあることに大学という場で様々な角度から眺めて活動に取り組むことで多くの出会いがあってのこの結果なのでしょう。

生徒さんそれぞれにいろいろな考え方、興味の方向性、適性がありますから一概に入学時に細分化された専攻が決まっているほうがいいのか、あるいは、ICUや東京大学のように2年間の考える猶予があるほうがいいのかは個々人によると思っています。ですが、高校生の見える範囲での、自分が学びたい分野の選択肢と大学入学後に見える景色からの自分の学びたいことが異なってくる可能性があることは容易に想像がつきます。

いずれにしても、いろんな人と話をして、本を読んで、たくさん勉強して、たくさん考えて、自分の夢を見つけて、それを実現してほしいなあと思っています。

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 つばめセミナー代表 平井

 

 

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