お知らせ

2024-07-05 18:46:00

世界や世の中の流れを知って大学・就職を考えてみる(エネルギー編①)

皆さんは新聞を読んでいますか?ニュースみてますか?今回はエネルギーの話から大学の学部選び、学びたいことのヒント、就職について考えてみます。

先日第7次エネルギー基本計画の計画の策定が始まったとニュースになりました。3年に1度計画が立てられるエネルギー基本計画ですが、これまでは、技術革新や省エネルギー技術の発展、各家庭での太陽光発電設備の導入などで、電力消費は年々少しづつですが、減少するのが日本でのトレンドでした。ですが、第6次の計画が立てられたが2021年、その翌年2022年に生成AIが実用化し、データセンターが次々と建設され、情報処理に必要な電力量が爆発的に増加してきています。現在計画している、第7次の計画では、電力消費の伸びが予測できないとまで言っているそうです。また、日本での半導体製造工場の建設です。熊本のTMSC、北海道のラピダス、宮城のJSMCはいうにおよばず、岩手のキオクシアなど電力を大量に消費する半導体の大型工場が次々に国内に建設されています。北海道のラピダスに至っては、本格稼働すると北海道内の電力の2割を消費するとまで言われています。※エネルギー基本計画についての最新の情報はご自身で確認してください。

そして、もう一つ、エネルギー供給やガソリン価格の上昇、不安定化を招いているのが世界で起きている紛争です。ウクライナへのロシアの侵攻、イスラエルのガザ侵攻などです。これまで、安定的に供給されていた、化石燃料が一気に値上がりしたのは記憶に新しいと思います。

そこで、皆さんの学びの選択、職業の選択へ、このような世界の流れ念頭に置いてみてください。もし、エネルギー問題に興味があるなら、自分はどのように日本でのエネルギーの安定供給や逆に省エネ、再エネ活用に貢献できるのか、多角的に考えてみてください。そして、エネルギーとは、化石燃料や電力だけではありません。そう、私たちが日々口にしている食料、特に炭水化物は生物の体を動かすエネルギーなんです。

エネルギーを生産する、運ぶ、使う、貯める、様々な場面でたくさんの人や技術や情報が使われています。より効率的に生産するには?運ぶには?貯めるには?使うには?毎日の快適な暮らしに貢献できること、そしてビジネスチャンスがたくさんあります。東日本大震災を経験した、食品会社に勤める人が「電気がないと、何もできないんです」と言っていました。それぐらい、私たちの日々の暮らしは電気などのエネルギーに依存しています。

こんな、皆さんの進路のヒントになるような世の中の流れを少しづつお話していければと思います。実際に個別指導をするときには、皆さんの関心がどこにあるのか、自分ヒストリーの作成などを通じて探っていき、そこから、どんな学問や職業に結び付けられるのか、一緒に考えていきたいと思います。

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