お知らせ

2022-07-17 09:30:00

総合型選抜は産業界が求める人材像を反映している

経済産業省が2022年、つまり今年5月に発表した未来人材会議がとりまとめた「未来人材ビジョン」の資料では「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」 「夢中を手放さず一つのことを掘り下げていく姿勢」 「グローバルな社会課題を解決する意欲」 「多様性を受容し他者と協働する能力」の4点を次の社会を形づくる若い世代に対しては根源的な意識・行動面に至る能力や姿勢が求められる、と述べてる。

20220531_1.pdf (meti.go.jp)

 

また、こうも言っている。現在は「注意深さ・ミスがないこと」、「責任感・まじめさ」が重視されるが、 将来は「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」が一層求められる、と。
上記で紹介した経済産業省の未来人材会議では先進的な考えを持つメンバーが委員となっており、毎回、ゲストスピーカーとして先進企業のトップが提言をしていました。つまり、日本でも一歩リードする企業のトップたちが現在の日本の若者に対して期待している能力といえます。それに応える人材を供給できなければ、大学として経済界からは見放され、その大学の学生さんの就職実績はジリ貧になっていくことは目に見えているでしょう。高校の成績証明が進学実績であるのに対して、大学の現在の成績証明が就職実績です。特に私立大学では、学生がどんな優良企業に就職していったか、その後どんな活躍をしているのかを、HPやパンフレットで紹介をしているのをよくご覧になると思います。そう、大学は経済界からの要請、世の中の動きを最も敏感に反映した教育システムを作ることを求められ、かつ望む人材を集める入試制度として総合型選抜が機能していると考えられます。
先ほど述べた以下の4点「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」 「夢中を手放さず一つのことを掘り下げていく姿勢」 「グローバルな社会課題を解決する意欲」 「多様性を受容し他者と協働する能力」を備えていることをPRできれば合格に一歩近づけるということです。本来これらは、一朝一夕で身につくものではなく、幼少時から積み重ねていくものですが、総合型選抜や学校推薦型選抜に挑戦するときの志望理由書の作成を通じて自分の中に眠っている潜在能力を掘り起こすいい機会と考えて、自分自身の棚卸を一度してみるのもいいと思います。

 

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 つばめセミナー代表 平井