お知らせ

2022-04-13 20:04:00

東北学院大学の総合型選抜、学校推薦型選抜の小論文試験を考えてみました

東北学院大学の総合型、学校推薦型の小論文試験、HPに過去3年分が掲載されています。以下に2021年度の小論文について私の感想を記載します。

文科系5学部ではこの2年間は、1000字程度の評論文を読ませて、1問目で、100字で要約、2問目で自分の考えを700字以内で論述するものです。

A日程では、「教育格差」と結果の平等について述べた評論です。そこで触れられている、アファーマティブアクションン(積極的差別是正措置)について、自分の考えをまとめる設問です。特に問題文では、男女の格差を取り上げていました。私がまとめるなら、女性の管理職登用のポジティブアクションを具体例として述べ、まずは、女性が管理職であることが珍しいことではない、普通である状況を作り出し、ダイバーシティとインクルージョンの重要性からアファーマティブアクションによって多様性のある包摂的な教育環境を実現することで活力の向上につながると論述したいと思います。

B日程では、高校国語改革についての評論が課題文となっています。第2問目の設問が「高校国語で「文学作品」を読むことの是非」について自分の考えをまとめます。私なら、高校国語で学んだ、文学作品を例に挙げながら、言葉のもつ力、言葉の持つ複雑性をどこで感じたのかを述べたうえで、この評論のタイトルにあるように「論理と文学 線引き困難」であり、文学作品だけではなく、高校国語で取り上げられる文章をしっかり読み込んで、作者の気持ちに共感をすることがとても重要であることを述べたいと思います。

また、工学部の小論文では、100字~150字程度のそれぞれの学科の専門に関係するお題が与えられ、考えを600字以内で述べるものになっています。工学部の小論文については、自分の学びたい分野について、しっかり下調べをして、関連する書籍などを読んでおくといいでしょう。

是非、クリティカルなあなた独自の考えで、小論文を書けるように訓練を積んでください。

また、2022年度入試の過去問が公開されましたら、こちらも解説をしていきたいと思います。

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総合型選抜や学校推薦型選抜で大学入試を考えている高校生の皆さん、連絡をお待ちしています。

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 つばめセミナー代表 平井