お知らせ
2021-08-28 20:03:00
志望理由書の書き方⑩「やりたいこと」がないとだめですか?
先日投稿した「最近読んだ本の話」で「なりたい自分」を想像することについてお話ししました。
ですが、「なりたい自分」て何?とか将来やりたいことなんてない、という受験生もたくさんいることでしょう。とりあえず、大学ぐらいは行っておきたい、大手企業に就職したい、大卒のほうがお給料がいいから、みんなが大学に行くから私も・僕も、とか。
ですが、総合型選抜や学校推薦型選抜の公募型の入試を利用して大学に入りたいと思っている場合には、大学側の意図として、やりたいこと、なりたい職業、解決に貢献したい社会課題が明確で、それに向けて大学で何を学びたいのかをしっかり持っている人、モチベーションをもって大学での学修に取り組む人を求めています。ですので、正直、”やりたいことがない”という状況では、総合型選抜や公募推薦での入試の突破は難しいでしょう。それらしい志望理由書を作成することはできるかもしれませんが、面接での受け答えで、根拠のない応答は見抜かれてしまいます。
ただ、やりたいことがないと自分で思い込んでいるということも往々にしてあります。ですので、自分のこれまでの人生をしっかり棚卸して、経験を振り返って、どんな時やどんなことに自分の心が動くのかをしっかり対話を通じて言語化・可視化していくと、自分の進むべき道が見えてくることがあります。
それでも、やりたいことがみつからない場合でも、このような対話を重ねることで、自分が大学になぜ行きたいと思っているのか、輪郭が浮かび上がってくることが多いでしょう。そうすれば、一般入試に向けた勉強への取り組み姿勢も変わってくると思います。そしてしっかり、教科の学習を積んで一般入試でご縁のあった大学に入学するのがいいと思います。大学に入ってから、興味のあることに何でも取り組んでみるといいでしょう。きっとあなたの人生を豊かにする何かに出会えると思います。
一人では志望理由書作成が難しいと思っている受験生の皆さん、対話を通じて一緒にあなたの経験を志望理由書に落とし込んでいくためのお手伝いができます。
宮城県 仙台市で【総合型選抜(AO入試・推薦入試)の個別指導塾】 志望理由書・活動報告書・面接の個別指導 をいたします。
総合型選抜や学校推薦型選抜で大学入試を考えている高3生の皆さん、連絡をお待ちしています。
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つばめセミナー代表 平井