お知らせ

2021-08-18 20:00:00

志望理由書の書き方⑨親が指導する(親に指導してもらう)

これまで、受験生が志望理由書を書くにあたってのアドバイスを書いてきました。

今度は、親の立場でどのように指導すればいいのか、あるいはしてもらえばいいのかを書いていきます。

私の指導実績に、自分の子どものAO入試の志望理由書(活動報告書)の指導を掲載しています。親が指導するのは、親子で遠慮がない分、言わなくてもいいことまで言ってしまったり、ちょっと恥ずかしい、照れるなど難しい面もありますが、最も身近にいる大人で、最も受験生のことを親身になって考えているのは、やはり親です。

志望理由書に何をかけばいいのか、お子さんが迷っている場合には、たくさん話をしてください。好きな教科、得意な教科、クラスや学校での役回り、部活や課外活動のこと、音楽やスポーツ、アニメ、趣味などどんなことに興味があるのか、環境、人権、政治、経済 etc.どんなことに問題意識を持っているのか、将来どんなところに住んで、どんな仲間とどういう仕事をして、これから先のどんな人生を送っていきたいのか、いろいろ話をしてみてください。そうすると、お子さん本人もぼんやりとしていたことが、整理、言語化されていきます。その中で、なぜ大学に行きたいのか、どうしてその大学で学びたいのか、なぜその学部を志望するのかという輪郭が少しづつ見えてくるのではないかと思います。そして、大学での学びにどのようにつなげていけるのか、一緒に考えてみてください。

お子さんとこのような時間を共有すると、親が知らないお子さんの一面や、成長した姿を確認できるとてもいい機会になると思います。

学校の先生に指導を仰ぐのも、志望理由書の参考書で自分で学ぶのも、専門の塾に行くのもいいと思います。ですが、親が志望理由をともに考え、深めていく作業は子どもの成長を確認できるとてもいい機会となります。親自身の価値観を押し付けてしまうのは言語道断ですが、是非、親御さんもこれまでの経験を糧として、お子さん方の志望理由書を書くにあたっての、将来の希望や、これまでに経験してきたことを対話を通じて引き出してあげてください。お互いにとってとてもいい時間になると思います。志望理由書のレベルアップに向けて、親御さんが指導するのも一つの選択肢として是非考えてみてください。そして、親御さんが今までの人生の選択を行ってきたとき、何を大切にして、何がきっかけになって、どういう基準でその道を選んできたのか、その結果どうだったのか、率直に話してみてください。きっと子供たちも多くのことを学んで、自らの志望理由書の大いなる助けになることと思います。

 それでもなかなか、筆が進まない受験生の皆さん、つばめセミナーでは対話を通じて一緒にあなたの経験を志望理由書に落とし込んでいくためのお手伝いができます。

 宮城県 仙台市で【総合型選抜(AO入試・推薦入試)個別指導】 志望理由書・活動報告書・面接の個別指導 をいたします。

総合型選抜や学校推薦型選抜で大学入試を考えている高3生の皆さん、そろそろ準備を開始しませんか。

 

お問い合わせはこちらまで→メールアドレス:info@tsubame-seminar.com

 

つばめセミナー代表 平井